精米完了!!山田錦35% 純米大吟斗瓶囲い
2021.12.14
こんにちは!!蔵人ブログ9回目の投稿です。勝手に年内には10回を迎えることが目標にしてます草
今回は「精米」です。
一枚目の写真は、精米歩合の違いのわかる写真です。
左が山田錦35%で右が五百万石70%です。
山田錦35%は、65%は糠になるわけです。糠の行先は焼酎や飼料になるので無駄にはしません。
一月に仕込む「純米大吟斗瓶囲い」に使うお米になります。お米は精米をしてすぐに使うことはできません。
それは、精米中には米を削るのでどうしても熱がかかってしまいます。
ゆっくり精米することで、米が割れないのと温度が上がらないようにすることが重要になります。
今回は60時間精米時間がかかりました。精米長お疲れ様でした。
2枚目の写真は精米直後の「白米水分」です。
精米から使用するまでの間を「枯らし」と言います。
「枯らし」をすることで、上がった温度を常温に戻し、白米水分もある程度戻します。
乾いたお米が急激に水を吸うと割れやすくなることを防ぐためです。乾いたスポンジは吸収しやすいみたいな感じでしょうか・・・
この工程が隠れたところで原料処理には重要な工程の一つになります。
さあ! 洗米までの間、お米さんゆっくり待っててください。