令和元酒造年度蔵人ブログ ~大吟醸の仕込み~
2020.01.23
こんにちは。蔵人ブログです。本日も気温が高いですね。「寒仕込み」にはほど遠いようです。気候はどうなっているんでしょうか? 酒質への影響はどうなんでしょうか?
さて今回は「大吟醸」の仕込み風景(仲仕込み)をどうぞ!
今回仕込んでいるのは「隠岐誉 大吟醸 斗瓶囲い」となります。各種品評会に出品するお酒ですね。放冷機から蒸米(掛米)が出てきました。この蒸米を布で採り、スノコに広げ、台車に積み上げていきます。そのあとは仕込蔵へ運び十分に冷却します。また、冷却と同時に蒸米を手で丁寧にほぐしてやります。出来る限りバラバラに 塊がないように 大きな塊があっては計算通りに進みませんからー仕込むタンクはこれ!予め、酒母・仲麹・仕込水(仲水)が撹拌された状態で準備されています。そこへ・・・先ほどの蒸米を投入です。
本日が「仲仕込」なので明日は「留仕込」となり仕込み完了なります。明日から「醪」の管理を約1か月行うこととなります。この期間、特に「杜氏」は気が抜けません。
今年の気温、酒米の品質(割れやすい?)など醸造条件は万全とはいかないようですが・・・
どうか順調に経過していきますように!
それでは!!