蔵人ブログ

Kurita's blog

純米酒 「藻塩米」 

2022.11.29

こんにちは!!蔵人ブログです。

「初しぼり」「にごり酒」と仕込みが終わりまして現在もろみの管理中です。

今回の投稿は以前お知らせ致しました。令和4年広島国税局清酒鑑評会「燗酒」部門にて優等賞となりました「純米酒 藻塩米 720ml」についてもう少し深堀させて頂きます。

①まずは当社で製造しております「純米酒 藻塩米」のスペック紹介

隠岐の島ブランド米の藻塩米100%使用して醸した商品となります。まさに「隠岐独特」のお酒です。独特のコクと酸味を感じます。「ONLY隠岐」を感じて頂きたい商品の一つです。

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方

燗   ◎        ぬる燗  ◎   常温 ◎       冷やして 〇

原材料    米(国産)・米麹(国産米)

使用米    藻塩米(コシヒカリ)

精米歩合(%)        70

アルコール分(度) 15

日本酒度              +7

酸度        1.8

②藻塩米とは・・・「酒つくり」に使用するのでもう少しお米について知識を深めていく為にJAさんお話を伺いに行きました!!

お米の味に特徴はありますか?

お米の甘味・香り・しっかり感が違います。炊き上がりはふっくらモチモチとしてて、しっかり感があるので冷めてもおいしさが持続し、お弁当やおにぎりにしてもおいしいお米だそうです。

お酒になった時も旨味を発揮してくれることでしょう。

作り方の特徴を教えてください

主な品種は「コシヒカリ」「きぬむすめ」を使用しています。

田植えは5月頃から始まり8月頃に出穂し、そこで「藻塩水溶液」を散布します。そうすることで豊富にミネラルを含むお米になるそうです。

節水栽培トマトの栽培の時など水やりを絶妙に少なくしたり、栽培方法で塩水をまいてストレスをかけることで甘味がますと聞いたことがあります。

負担をかけることで生き物が頑張って甘味をだすなどいろいろな栽培方法が考えられているんですね。

当商品の「おき藻塩物語セット」にはその藻塩と藻塩米・「純米酒 藻塩米720ml」がセットになっています。

最後に今回紹介させて頂きました「純米酒 藻塩米」は食用米である藻塩米を100%使用た隠岐らしいお酒になります。

寒くなってまいりました!!燗酒で温まり、旨味やふくらみを感じていただけたらうれしく思います。

また「隠岐産 山田錦 純米酒」「承久の宴」とが隠岐で栽培されたお米を使用した地酒となっております。呑み比べもおもしろいかと思います。

商品のご注文はお近くの小売店様かホームページでも可能です。

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