令和2酒造年度蔵人ブログ 今日の朝も
2020.11.20
おはようございます。蔵人ブログです。
本日も出麹から始まります。出麹が合わる製麹機の消毒です。通気しながらアルコールを噴霧して・・・さて本日は当蔵今年1本目の仕込が完了します。その1本目の水麹の様子です。なおこのタンクで仕込むお酒は「隠岐誉 生原酒」という銘柄なります。年末年始用のお酒として毎年高評価をいただいております。
ふと外の様子を見てみると醸造用アルコール(サトウキビの搾りかすなどから作られた無味無臭のアルコール)が到着していました。普通のアル添酒にはこのアルコールが添加されます。
【さてここで小ネタを1つ】
先ほどの今年1本目の「隠岐誉 生原酒」はアル添酒なのですが、添加するアルコールは前述の”サトウキビ由来”の醸造アルコールではなく、”国産米由来の醸造アルコール”を添加しております。「すっきりしながらも飲みごたえあり」とか「長期熟成に対してどういう挙動をみせてくれるのか」とかはっきりもうしましてまだ未知の部分が多いように思います。
うーーん 日本酒の五味五感に限って言えば「国産米由来アル添酒」のカテゴライズは難しそうです。
いずれにしても蔵人の思いは1つ。是非とも購入しいてだきまして「隠岐誉 生原酒」をご賞味いただきたいと思います。そして様々なご意見をいただきますことが今後の方向性を決める要因となると思います。
発売は12月中旬以降になると予想されます。早期売り切れが予想されますのでお早めのご購入をよろしくお願いいたします。